大阪王将大学・直営営業部 教育支援グループ マネジャーの前川 拓也さんにインタビューを行いました。
前編では、前川さんの入社のきっかけや仕事のやりがい、大阪王将の魅力についてお話を伺いました。

   

【プロフィール】
前川 拓也(大阪王将直営営業部 大阪王将教育支援グループ マネジャー)
フレンチレストランで調理経験を積んだ後、イートアンド株式会社の外食事業部に入社、店長や加盟店担当のスーパーバイザーを経験。同社ホールディングス化に伴い株式会社大阪王将へ配属・現職着任。


修行先のフランス料理店の閉店。再就職先で大阪王将に出会う

――大阪王将へ入社するきっかけと、現在までの経歴を教えてください。
前川:

31歳でイートアンドフーズに入社して、今年で15年になります。
それまでは個人経営のフランス料理店で4年ほど修行していたのですが、お店が潰れてしまって。その後仕事を探していく中でイートアンドフーズに出会いました。当時ちょうど結婚して子どもも生まれたところだったので、大きな会社で働いた方が安定できると考えたのがきっかけです。
イートアンドフーズのレストラン事業部では、中華とフレンチのフュージョン料理を出すレストランで洋食担当をしていました。大阪王将があることを知ったのはその頃です。「安くてお腹いっぱい食べられる」大阪王将の業態にとても魅力を感じたので、異動願いを出して大阪王将に入りました
大阪王将では店舗スタッフを1年半程経験して、その後加盟店(FC)担当をしていましたが、2年前から研修センターの方に入って現在に至ります。

 

お店がお褒めの言葉をいただくことが喜び

――現在のお仕事の内容と、前川さんが感じる仕事のやりがいを教えてください。
前川:
今は研修センターで調理指導をしています。主な研修は2つで、まず大阪王将に入社された方たちのための30日研修ですね。そこでは中華鍋などを全く持ったことのない人たちにも一から教えています。もう一つは、1年以上経験を積んでいる方を対象にした、加盟店の開業に向けて行う10日間の研修です。
調理指導の他には定期的に店長さんを呼んで、経営に関する数値などのマネージメント研修や人材育成研修、スキルアップ研修など色々と行っています。

自分の作った料理をお客様が喜んで食べてくださって、 帰りに「ありがとう」「おいしかったよ」とお言葉をいただけるのが、飲食店をやっていて1番のやりがいです。研修では技術だけでなくそうした心の部分も教えるようにしています。
研修をしたお店が成長して良くなっていくのを見られるのが、今のやりがいですね。そのお店がお客様からお褒めの言葉をいただけると、やっぱり良かったなって思います。

あとは、研修センターの下には店舗もあるので、そこに定期的に入ってスタッフさんと一緒に働いたり、新メニューを考えたりするのも楽しいですね。研修だけやっていると普通のオペレーションができなくなってしまうので、現場に入ることで感覚が鈍らないようにしています。
 

 

 

オリジナルメニューを作れる自由度の高さが魅力

――大阪王将の魅力について教えてください。
前川:

フランチャイズのお店は大体どこに行ってもメニューが一緒ですが、大阪王将にはそういった決まりはありません。店舗によってまったくメニューが違ったりします。その地方の特産やおいしいものを取り入れてメニューを作っているお店もあるので、自由度はすごく高いです。
地域のお客様と一緒に「大阪王将」を作っていくというコンセプトでやっているので、メニュー作りは各店が積極的に進めています。 

自分の考えた料理がお客様に食べてもらえるというのは、料理に興味のある人間にとっては魅力の一つですね。他のフランチャイズでは決まったメニューしか作れないので、そこが魅力で大阪王将に転職する方も結構いらっしゃいますよ。
常連さんの顔を思い浮かべながら、「こういうメニューだったら食べてくれるんじゃないかな」と考えるのがやりがいになるし、楽しくなっていくと思います。逆に言うと、そうやって自分の店をお客様の目線で見られるようになれば、いいお店にもなっていくんです

 

大阪王将を盛り上げていくため、新しいものをどんどん取り入れていく

――前川さんの今後の目標を教えてください。
前川:

従来の研修方法だけでなく、調理の動画を撮ってYouTubeで配信するなどデジタルなものも使いながら進めていくように動いています。
今までレシピは紙ベースで作り方が書いてあって、それをもとに調理したり新しいメニューを作ったりしていたんですけど、それだけだと伝わらない部分も多々あるんです。調理動画があれば、店舗でアルバイトさんに教える時にも使えますし、店舗以外でもその動画を見て覚えることができるので、研修の補助として役立ちます。そういったツールを今どんどん作っているところです。

大阪王将の基本の料理や、餃子の包み方の動画はすでに撮影していて、限定公開で配信しています。レシピなどはシークレットの部分があるので一般の方には見られないようにしていますが、今後は店舗での営業や接客についての動画を撮ったり、新しいメニューの紹介動画を撮って公開配信していく予定です。また、インバウンドも今後増えてくるので、海外に向けての配信も考えています。

動画のほかに今考えているのが、YouTubeのスパチャ(スーパーチャット)のお店バージョンです。お客様がお気に入りの従業員さんにポイントなどで投げ銭をして、個人的に応援するというアプリもあるらしく、そうした取り組みも検討中です。
そのような新しい仕組みがあれば、従業員さんも自分の頑張りが評価されたことをリアルに感じられるのでやる気が出るでしょうし、お客様も応援したい従業員に投げ銭をすることで、お店とお客様との繋がりができる。会社全体としていい効果が生まれると考えています。

コロナの影響で外食の機会も以前に比べて減り、飲食店も競争が激しくなっています。そんな中でも、お客様に選んでもらえるお店をどう作っていくかが大事。大阪王将を盛り上げていくため、研修だけでなく、新しい取り組みをどんどん進めていくのが今後の目標です。

 

 

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