大阪王将でビジネスすることの熱量と面白さ

大阪王将でビジネスすることの熱量と面白さ

文野 幸司

王将直営営業部
王将東日本直営 マネジャー

新卒で株式会社イートアンドフーズの食品営業本部に入社。6年後に株式会社大阪王将に異動となり、店長やスーパーバイザーを経て、現在は東日本直営マネジャーとして活躍している。

新規店舗や営業中の店舗を、さまざま点からサポート。

私は大阪王将の東日本直営マネジャーとして、新規に開店する店舗や営業中の店舗のフォロー、運営の管理など、さまざまなサポートを行っています。
私の下には2~3店舗を担当するスーパーバイザーがおり、私とそのスーパーバイザーとで、各店舗のサポートを行う形です。独立支援制度を利用して入社する方も、配属されるのは直営の店舗なので、私たちがサポートを行います。
担当する店舗を回って、実際に私たちもお店に入りながら、管理の仕方は正しいか、営業状態はどうか、お客様に満足していただける料理やサービスができているかといったことを見ています。

調理や接客だけでなく、幅広くお店全体を見るのが店長の仕事。

コロナ禍になって、お客様の需要が繁華街から住宅地へと移ったため、今年は新規出店がかなり多く、ほぼ毎月1店舗以上はオープンしていますね。
独立支援制度によって入社した方も、すでに何人か店長として活躍していますよ。

入社直後はさまざまな研修がありますが、早ければ4ヶ月~半年ぐらいで独立できるか否かを判断し、「この人なら大丈夫」ということになると、店舗を任されることになります。だいたい入社後1年以内には、店長になれるかどうかが決まります。

店長が毎日どのような仕事をしているかというと、まずは朝9時ぐらいに店に入り、その日の仕込みをしながら、開店に向けて準備をします。店をオープンしたら接客や調理などを行い、途中で2時間休憩をして、店内での業務は20時で終了します。あとは片付けをしながら、テイクアウトやデリバリーに対応し、12時半~22時ぐらいにはすべての業務が終了となります。
1店舗につき店長を含めて1.5人~2人の社員が入るので、すべての時間に店長が入るというわけではなく、店長がいないときはもう一人の社員が入るというような形をとります。
また、スタッフに任せていい部分はできるだけスタッフに任せて、店長はたとえば「日替わりランチを訴求するにはどうするか?」とか、「お客様に店のことをどうやって伝えたらいいか?」といったことを、主に考えていただきたいですね。
それが店長の本業ではないでしょうか。
あとはスタッフのフォローや育成も、店長の重要な仕事です。
お店のオペレーションばかりに注力し過ぎず、幅広くお店全体を見てほしいですね。

店長自身が店を盛り上げる努力をすることが、 やりがいにつながる。

私たちは店舗のサポートを行いますが、「どうすれば繁盛店舗になるか?」といった答えを教えることはありません。もちろんヒントは教えますが、基本的に店長自身が考えて、自分からその答えを見つけていくことが大切だからです。
店長が自分で考えた販促やイベントが成功したり、自分が立案したメニューをお客さんが喜んでくれたりしたときは、大きなやりがいを感じると思いますよ。
たとえば、去年の9月に立ち上げた店舗は、店長が餃子以外の名物メニューを考えて成功し、通常メニューとして採用しています。
餃子に次いで売上を上げていて、店長は現在、味を変えた次なるメニューも考案中です。
その街の味を知っているのは、そこで店を開いている店長しかいませんし、お客様のことを一番よくわかっているのも店長です。そのため、店長自身がいろいろと工夫して店を盛り上げていくことが大切であり、またそれが仕事のやりがいにつながるでしょう。

チェーン店ではないかのような、自由な店舗経営ができる。

大阪王将はチェーン店なのですが、「この街の味」とキャッチフレーズを出しているように、その街にしかない自分だけの店舗を作ることができるので、チェーン店ではないかのような自由な店舗経営ができます。だからその点では、すごく面白いですよ。
店長の裁量もかなり与えられているので、飲食店経営の醍醐味はかなり感じられると思います。 基本的に筋が通っていれば、「あれをやったらダメ」というようなこともありませんしね。
個人で飲食店を経営したい人や、独立を目指する人にとって、独立支援制度はひとつのチャンスになるのではないでしょうか。

※役職はインタビュー当時の役職を記載しています。