コロナ禍で見つけた「独立人材募集」
踏み出した夢への一歩とは

山中 渉也
大阪王将直営営業部
居酒屋の店長として働いていたが、コロナ禍で店が閉店となり、独立を目指して大阪王将の独立人材募集に応募。入社後は基礎研修や店舗での実習を経て、新店舗の店長として活躍している。
大阪王将はテイクアウトがあるので、
コロナ禍でも十分やっていける。
居酒屋で4年間店長をしていたのですが、コロナ禍で店が立ち行かなくなり、昨年閉店してしまいました。今まで雇われ店長だったので、「ゆくゆくは自分の店を持ちたい」と思い、独立できる可能性のある仕事を探したのです。このご時世なので、やはりデリバリーをやっているところがいいと考えて、最初はデリバリー専門の会社を探しました。でも、自分自身はもともと接客業が好きだったので、店舗でお客様の顔を見て働きたいという気持ちもありました。
だから大阪王将の独立人材募集を見たときには、「これだ!」と思ったのです。まさに自分にとっては、ドンピシャの募集でした。
飲食店の店長として独立でき、テイクアウトもあって、コロナ禍でもこの業態なら十分やっていけると確信しました。大阪王将にはブランド力があるので、お客様を集められると思ったのも、入社を決めた理由です。
入社後は研修や実店舗での経験など、
手厚いサポートが受けられる。
入社したのは2020年12月で、最初の1ヶ月間は研修センターで、基礎的な研修を受けました。研修センターは「大阪王将大学」と呼ばれていて、学校のような感じです。大阪王将がどんな会社かという話に始まり、基本的なお店の作業の流れや、調理の仕方、お客様へのサービスの仕方などを学びます。
毎日午前中は座学をやって、午後はみっちり調理の実習を行います。餃子を巻く練習は必ずやりますが、それ以外にチャーハンや野菜炒めなどの実習もあって、中華鍋の振り方からしっかりと教えてもらえます。
何も知らないアルバイトに教えるように、一から丁寧に教えてくれるので、すごく勉強になりますよ。
今年の2月から4月までは、実店舗に出て店長の下で働き、仕事をしながら店舗経営に必要なことを教えてもらいました。店長が忙しい中でも親切に教えてくれたので、すごく勉強になりました。
実は大阪王将に応募した時点では、「研修があると言うけれど、本当に自分の店を持つまでに、ちゃんと仕事が覚えられるのだろうか?」という不安があったのです。
でも、その心配はまったくありませんでした。はっきり言って大阪王将の教育体制は完璧です!調理や接客の仕方をしっかりと教えてもらえるし、店舗での実習でも、しっかりとサポートしてもらえます。
もちろん自分も必死になって勉強しましたけど、まったく問題なく店をやっていけるだけの力を、つけることができました。
自分の店を持つ前に、新規店舗のオープンを経験。
そして5月に、新規店舗の店長に配属されました。店長といっても、いまはまだ研修中の身で、社員としてお給料をもらいながら働いています。来年2月~3月には、正式に独立して大阪王将と業務委託契約を結び、自分の店舗を持つ予定です。開業後2週間ぐらいは毎日4~5人の支援スタッフの方が来てくれて、営業の仕方をガッツリ学びました。自分の店舗を持つ前に、新店の店長をやらせてもらっているので、すごくいい経験になっています。
どういう店にしたらいいかを自分で必死に考え、メニューも地域名にちなんで「エビタンメン」を考案したり、単身者が多い土地柄を考えて「特盛セット」を出したりして、自分なりにいろいろと工夫しています。お客様に飽きられないように、メニューはこまめに変えるつもりです。
リピーターがたくさん訪れる店舗。 8月の売上は都内で上位に!
おかげさまで、8月の売上は東京都内で上位になりました。新規のお客様だけではきついのですが、リピーターの方がたくさん来てくださっているので、それで成り立っている感じです。売上をアップさせるには、やはり日々の営業力が、とても重要なのではないでしょうか。お客様への気遣いも必要ですし、アルバイトスタッフとのコミュニケーションも大切です。
たとえば、子ども連れのお客様がいらしたときは、お子さんにゼリーを出したりしています。冬になったら、テイクアウトを待っているお客様に、お茶をお出ししようかとも思っています。お客様の笑顔を見られることが、自分にとっては何より大きなやりがいですね。
アルバイトスタッフのクオリティを高めることも、すごく大切です。自分一人では店はできませんし、アルバイトのサービスの質が悪くなると、一気に店まで崩れてしまうかもしれません。
アルバイトスタッフにいい仕事をしてもらうためには、「自分がやるべき仕事を手伝ってもらっているのだ」という気持ちを忘れず、常に感謝しながら仕事をするようにしています。